肩が痛い!!

クライアントの方に「この肩が痛いのは五十肩?」と聞かれることがよくあります。

 

その時いつも「五十肩ってなに??」と心の中で考えます。

 

原因がわからない肩の痛みは五十肩!

 

とりあえずはそれでいいと思います。

 

しかし、施術する側としてはそうはいかないわけで、何らかの原因を探らなくてはいけません。

 

はっきりいって色々な肩の痛みがあります。

 

今回取り上げたいのは、動かさなくても痛い肩の痛みについてです。

 

それも、じっとしてると腕の後ろがなんか痛い、動かせるけど動かしてもなんか痛いという面倒くさい痛みです。

 

この場合、小円筋という筋肉が問題となることが多いのです。

 

しかし、この痛みの感じは筋肉とは思えません。どちらかといえば神経のような感じです。

 

となると、腋窩神経です。痛みの場所もほぼ当てはまります。

 

ありました、四辺形間隙症候群!腋窩神経を締め付けることによって起こる痛みや痺れの病名です。

 

一番近いと思われます。

 

これは腋窩神経が小円筋、大円筋、上腕三頭筋によって上腕骨に締め付けられるのが原因です。

 

小円筋、上腕三頭筋は腋窩神経の支配を受けています???

 

自分で自分の首を絞める???

 

そうなってくると原因は腋窩神経の異常興奮と考えるのが妥当でしょう。

 

では腋窩神経の異常興奮はどこからでしょう?

 

もう一度、

 

小円筋、上腕三頭筋は腋窩神経!

 

大円筋は肩甲下神経!

 

これら2つの神経は首の神経の5番6番から出ています。

 

この痛みの原因はここだと考えていいと思います。

 

この首の部分に異常があるのです。

 

そして私はこの首の異常はどこから来るのかを考えて施術するのです。

 

小円筋ですが回旋筋腱板の一つです。これは有名ですね。

 

回旋筋腱板とは小円筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋の4つの筋肉で構成されていて、それらがバランスをとりながら肩を安定させ、スムーズに動かしています。

 

ここで小円筋が問題を起こすとドミノ倒し状態になり、すべての筋肉特に棘上筋に問題が起こります。

 

そうなると、腕が上がらなくなり、五十肩のような状態が起こるのです。

 

施術を受けて動かせるようなるけど、その後元に戻るのは原因が取りきれていないためです。

 

五十肩になってしまうと、筋肉が自然な柔軟性を取り戻すための時間がかかるため、ある程度の期間が必要となります。

 

一方で五十肩が時間が経つと勝手に治ったという話もよく聞きます。

 

これはその根本の原因が自然と解決もしくは隠れたからだと考えられます。