肩こり 再考

前に肩の筋肉がガチガチになる肩こりについて書きました。

 

硬くなる筋肉は概ね僧帽筋と胸鎖乳突筋という筋肉なので、その筋肉を動かしているのは副神経という脳の神経であるとも書きました。

 

僧帽筋や胸鎖乳突筋の感覚は首の神経の興奮によるものですが、 首の神経の興奮の大元の原因は脳の神経の興奮であり、肩や首が硬くなるということは脳が疲労していると考えられます。

 

では、硬くないこりというのはなんでしょうか?

 

そのような方の肩や首を触るとほとんどの方が気持ち良さよりも痛みや不快感を訴えます。

 

ということはやはり原因は筋肉ではないのです。

 

首や頭の知覚は迷走神経という脳神経によって伝達されます。

 

筋肉の緊張のないこり感はこの迷走神経によるものと考えられます。

 

迷走神経は首や頭だけでなく、胸やお腹の内臓の感覚や働きにも関係しています。

 

肩こりのある人が、息苦しさや胃もたれ、食欲不振などの不快な症状を感じられていることが多いのも納得できます。

 

どちらの肩こりも脳がなんらかの原因で疲れていると考えた方がいいと思います。

 

だから、私は肩こりや首こりの症状があっても肩や首を施術しません。

 

その方が皆さんの肩こりや首こりが再発しにくいからです。